新設エアコン工事・真空引き事例よりエアコン工事施工の流れ

エアコン室内機工事は背板の取り付けから。背板取り付ける際、壁に穴をあけるか、天井建具から釣るなど、壁の材質によりご提案いたします。

ドレンホースとは室内機から出る水を排水するホースです。エアコン作動中に冷たい水が通るため、その温度差で結露発生の原因になります。
今回のような室内をホースが通る場合では注意が必要です。そこで断熱材（写真の白い包帯のような布）を巻いて断熱処理します。
排水には水圧がありませんのでドレンホースは高い位置から低い位置に配管し重力により排水するようにします。

ケーブルの中は銅管になっていて90度に折り曲げることはできません。クローゼット内の隠蔽配管も慎重に緩やかに少しずつ曲げて配管いたします。

ジョイント部は温度差による結露に注意が必要ですので、断熱材を巻いて入念に断熱処理します。
隠蔽配管も段熱処理します。クローゼット内の配管はカビの原因になりますので、さらなる注意が必要です。
2つの穴が同じ高さにある場合はドレイホース内の水が途中で止まらないように、高い位置から低い位置へ注意して設置します。

「真空引き」とはエアコンガス配管を一度空気を抜いて（真空にして）、余分な空気と水分がない状態で配管にエアコンガスを送り込むことです。
ボルトを開放して室外機内のエアコンガスを流します。

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